不妊対策

不妊症に悩むひとも、今日からできる改善方法

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【不妊症は病気なんですか!?】

「不妊症は病気なんですか!?」
この言葉は、私がいつの日かどこかで耳にした言葉で、それ以来忘れられず頭の中にずっと残っている言葉です。この言葉を発していたのは20代後半から30代前半くらいの女性でした。私自身そこの空間に本来いるべき人間ではなく、いち通りすがりの通行人だったので、前後の会話もその言葉の真意も分からないままです。言葉を発した女性の顔もはっきりとは覚えていませんし、周りに誰がいたのかも定かではありません。ただただその言葉だけが飛び込んできました。「不妊症は病気なんですか!?」  私がこの言葉がずっと頭から離れないのは、女性だからという面も大いに関係していると思います。子どもができない女性の悩みは深刻だということは理解しています。

今回は、私自身が真っ正面からこの問題と向き合う機会をつくって、女性ならではの悩みを女性の言葉と思考で、不妊症と向き合い克服できるきっかけになってもらえたらと思っています。

<不妊症は治療が必要1?>

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「不妊症は病気なんですか!?」という言葉をかけられたら、あなたは何と答えますか? 「分からない」とお答えになるのであれば、ぜひ知っていただきたいと思います。

不妊症という言葉の意味ではなくて、不妊症と向き合い必死にもがきながらも未来を信じて前を見て歩いているひとたちが感じている感情を。
なかなか簡単なことではありませんが、まず理解していただきたいのが、不妊症というのは体の受けるダメージよりも心の受けるダメージの方がはるかに大きくて深刻だということです。
女性にとって愛する男性との間に子どもができ、その命を生み落とすことは何よりも代え難い出来事なのです。女性にしかできないこと、であるがゆえに、女性にしか分からないことでもあります。

そこでもうひとつ質問です。「不妊症は治療が必要ですか!?」 ここで、まず治療という言葉の概念をはっきりとさせておきたいと思います。「治療=病気を癒すことに関わる行為一般のこと」とあります。身体の異常に対するケアを治療といい、ストレスや心の病に対する癒しの行為も治療ということになります。不妊症には適切な治療を受けることがおすすめなのは分かっていますが、「不妊症は病気です」ということが結論になるのでしょうか・・・。

<不妊症と病気は関連していない!?>

不妊症は病気だと関連付けてこの先の話を進めていくには、どうやら見解に相違があるようです。そもそも不妊症がどの時点で成立するのかご存知でしたか!? 

不妊症というのは、結婚生活や性生活を送るうえで、妊娠を希望し避妊をしていないにもかかわらず、1年以上妊娠の形跡がない場合に不妊症と判断されます。これは医者や専門家の勝手な判断というより、一般的に避妊せずに性生活を送っていれば1年の間には90%以上妊娠が成立しているのです。
したがって、妊娠するというひとつの出来事は、生物にとっては自然の摂理という捉え方ができます。その自然に起こりうるであろう状態にならないということです。では、不妊症を病気として考えていいかというと待っていただきたいと思います。
一般的に病気というと何が思いつきますか、、、カゼ、頭痛、腹痛、などなどですね。それのどれもが何かしら症状を訴えてその原因を診断で突き止めて治療しますよね。しかし、不妊症はここが違うのです。不妊症には痛みや痒みや嘔吐や悪寒などの不快感の症状が出ません。だから原因を特定しずらいのです。どう考えても不妊症なのに、検査結果が正常だったなんてことがよくあるのもこのためです。したがって、症状の原因が判明できない以上、「不妊症=病気」ということはいえません。

【医学的見地からみた不妊症】

とはいえ、私たち人間の体は生ものです。臓器一個一個がリズムを刻み、細胞のひとつひとつが息をしています。そういったことの理解が深まったのも医学の進歩のおかげですし、医学があったからこそ不妊症というものを解明できたともいえると思います。

ここでは、不妊症について医学的な見地から掘り下げて理解を深めていきたいと思います。「治療とは、病気を癒すことに関わる行為一般のこと」をいうと説明しました。病気やケガをしたら“手当て”するともいいますよね? その名の通り、患部に手を当てて治療することから由来されています。
母親が子どもの体にそっと手を当てると、なんだかそれだけで病気なども治してくれるかのような思いになったことありませんか!? ヨガや瞑想の世界でもそうですが、手の平は氣の出入り口とされています。スピリチュアルなお話に偏るつもりはありませんが、私たちの手の平からも氣というものが出ていて、何かしらの癒しのエネルギーを秘めているのではないかと勝手に信じています。小さい頃、お母さんが握ってくれたオニギリがとても美味しいと感じた経験はありませんか!? 誰もが、自分のお母さんの握ったオニギリが一番美味しいと感じるのではないでしょうか。これは当然だで、我が子への愛情たっぷりのお母さんが、息子娘のために握ったオニギリには、お母さんの手の平から伝わる愛情のエネルギーがたっぷり含まれているからだと思います。そんな不思議だけど素敵なことを私はずっと信じて生きています。 

この章のテーマである医学的な話からはかけ離れてしまいましたが、不妊症には女性側と男性側、双方に原因があることが判明しています。そして、それぞれには共通点もあったのです。

<医学的な不妊症の原因 女性編>

不妊症というのは、読んで字のごとく「妊娠しない」ということなので、まずは女性の体にまつわる器官に深く関わってくることがあります。妊娠にまつわる器官とは、「卵巣」「卵管」「子宮」です。
まずは、卵巣機能の低下による排卵障害です。月経周期のサイクルがおかしかったりすると、排卵障害の疑いがあります。これにも原因がいくつか考えられますが、環境の変化や人間関係などからのストレスや、過度なダイエットの代償などがあります。45〜55歳くらいまでの間には閉経を迎えるのが通常ですが、若年層にもあらわれてくることがあります。続いて、卵管障害です。クラミジア感染が、卵管の閉塞や癒着によって卵管に卵子が取り込まれにくくなることで、不妊症になります。とくに女性はクラミジアにかかっても症状が出ないことが多く、感染に気づかないケースが多々あります。卵管は精子と卵子の出会う場所で、とても重要な器官です。閉塞や癒着などにより卵管が狭くなることで、受精卵が子宮までたどり着けなくなります。よって、不妊の原因となりやすくなるということです。

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<医学的な不妊症の原因 男性編>

不妊症だからといって、全ての原因が女性にあるわけではありません。子づくりは男女の共同作業です。まさに、手に手を取り合って新しい命を育む気高い行為なのです。
女性が不妊症に悩まされないためには、男性にも理解を深めてもらうことが絶対条件となります。でないと女性はますますストレスを抱え、ホルモンバランスが悪くなり、負のスパイラルに陥ってしまいます。

男性にある不妊の原因は何なのかというと、「男性因子」または、「リスク因子」と呼ばれるもので、これは男性側の不妊原因のダントツトップの割合です。ここを気をつけておけばほぼ男性側の不妊症は引き起こさずにすむともいえます。要は、男性の場合はズバリ精子に問題があるかないかなのです! このことを「男性因子によって不妊症になる」と定義しています。男性因子になりうる原因は、喫煙、運動不足、砂糖の過剰摂取、カップラーメンやジャンクフードのような偏食などです。

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どうしても男性の場合は、女性とは違って、ダイレクトに自分の身に何かが起こるという症状がありませんので、女性ほど深刻な問題としては捉えられないかもしれません。でも、確実にいえることは、不妊症は男性と女性で乗り越えていく問題だということです。そこから逃げるような臆病者の男性とはすぐに縁をきりましょう!

 【不妊症と大きく関係していた〇〇】 

私が聞いた「不妊症は病気なんですか!?」という言葉には、それを言った女性の人生や周りのひとたちにどんな背景があるのか分かりませんが、私はずっとモヤモヤしていました。
単純に同じ女性として、女性が苦しむ姿をただ見ているだけでは我慢できなくなったのからかもしれません。私にできることでその苦しみを癒してあげることはできないものかと考えていたら、不妊症には、何かしらの共通点があるということが分かりました。

人間には、体質というものがありますね。痩せてるひとも太り気味のひとも、汗っかきのひとも冷え性のひとも、それぞれに特徴があります。ここで断っておかなくてはいけないのが、絶対ではないということです。例えば、汗っかきだから不妊症になるということではありません。ただ、子どもができないと悩む方の中で、たいがいの方がその共通点の内のどれかに当てはまっているということなのです。その中で、私が着目したのが「冷え」です! 不妊と冷えの関係について詳しくご紹介しましょう。

<冷えは大敵>

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さて、なぜ冷えが不妊と関わっていて、私たちの体に悪影響を及ぼすのでしょうか。まずは、冷えが妊娠につながるホルモンに与える影響が大きいからということです。
子宮、卵巣、膀胱はお腹部分に集まっています。これらはお互いの影響を受けやすくなっています。したがって、これらのどこかしらが冷えれば、他も一緒に冷えていくということになります。子宮、卵巣といえば、生殖体です。この臓器が悪影響を受ければおのずと機能が低下していくことは分かりますね。そして血流が悪くなり、老化が進んでいきます。

ホルモンは血液の流れに身を委ねます。血流が悪くなれば、ホルモン本来の作用が働きません。男性に比べ女性の方が冷えを感じやすいはずです。子宮、卵巣は女性にしかありません。体が冷えることは、そのまま不妊症に直結してしまう可能性が高いということなのです。
しかし、逆に考えれば、冷えを克服すれば妊娠力がアップするということにもなります! 層考えた方が建設的ですし、前向きになれます。これからは、体を冷えから守るということにフォーカスしていくようにしましょう! 

<冷え性の原因と対策>

冷えが不妊症と関係していることが分かり、体を冷やすことを防ぐという大事なポイントも分かりました。では、その冷えにはどんな原因があって、防ぐための対策は何があるのでしょうか!? ただ単純に寒い場所にはいないということだけでもありません。私たちの体はひとつですが、存在しているのは、外の世界と内の世界の2つの世界があります。その2つを結んでいるのは私たちのハートです。ここの原理原則にたちかえった上で自分の体のことを見つめ直さないと何の変化も起こりません。

さて、冷えの原因なのですが、4つにまとめてみました。
■エネルギーの生成ができない
■エネルギーを使って熱を発生できない
■作った熱が供給できない
■外的な要因で体が冷える
この4つです。

まずは何よりも最初に元となるエネルギーが必要になります。これは私たちが口にする食べ物や飲み物から摂取するものです。そして、そのエネルギーが熱を生み出します。その熱が血液に乗って体中に供給されていくという仕組みです。いくつか冷え性対策をご紹介しましょう。

・運動

 運動をして、身体の血行を促進することは、冷え性対策には必要なことです。忙しい方でも、お風呂前や寝る前にちょっとしてストレッチをしてみると、体の冷え方が違ってきます。

・食事

 旬のもの、土のもの、寒い地域のものを中心に摂るのが選ぶ上では参考になるかと思います。飲み物は白湯や生姜入りの飲み物はとても有効です。また、寝る前にそれを飲むと副交感神経が優位に働き、体が温かい状態でぐっすり眠れます。

・入浴

41度ぐらいのお風呂に、10分入ると体温が1度上がると言われています。

・保温

体の中心、下半身の部分になるにつれ冷えを感じている方がほとんどかと思います。その部分におすすめなのが、腹巻やレッグウォーマー、アンクルウォーマーになります。おうちでもぜひ、お試しください。

 <冷え性と不妊症の関係>

簡単にいうと、冷え性になれば血流が悪くなります。ホルモンの分泌が悪くなり、排卵障害を引き起こします。結果、不妊症の原因になるということです。卵巣に血液が不足すると、排卵しなかったり体外受精の際発育した卵を得られないことが不妊症の原因となります。
また、女性特有の生理ですが、血液や粘膜を体外に出す排泄作用が働きます。冷え性によってこの排泄作用が妨げられると、排泄しなければいけなかった血液が子宮の中に残ってしまうことになります。体を冷やすことの代償はこういったところでも出てきます。男性も冷え性になると不妊症の原因になることは例外ではありません。冷え性は、腎の機能を低下させるので、健全な精子が作りだされなかったり、勃起障害になることもあります。

【不妊症について伝えたかったこと】 

「不妊症は病気なんですか!?」
私が耳にしたいつかの言葉は、私の中で決して成就されずに残り続けていくのかもしれません。私にできることは目の前の不妊症に悩んでいるひとに手を差し伸べることだと思っています。この世に生を受けることをじっと母体の中で待ち続けている新しい生命や、出会うべくして出会った運命のふたりがともに新しい生命を生み、育んでいくことの尊さを感じられるような世の中であってほしいと思っています。未来に向かって、私のできることを精一杯やっていくつもりです。不妊症と向き合い、必死に自分を変えようと前向きに生きている方々に心から敬意を表したいと思います。

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