体質改善

腸内フローラと肥満や病気の意外な関係

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

最近ではよく耳にするようになった腸内フローラ、私たちの腸内環境をはじめ健康にも大きく関わっています。
腸内フローラのバランスが良いと肥満や病気にもなりにくいとされており、その関係性について知っておくことで健康を維持できるのです。
ここでは腸内フローラと肥満などの病気の関係から、腸内環境を整えていくポイントをご紹介します。

腸内フローラが不足してる女性

腸内フローラと病気の関係

腸内フローラの状態は、私たちの健康を左右します。
肥満やその他の病気を招くリスクが高まるともされており、その関係性について知っておくことが大切です。

腸内フローラと肥満

腸内フローラと肥満の関係性

1,000種類以上もあるとされている腸内細菌は、私たちの体内に600兆個~1,000兆個ほど存在しています。
顕微鏡で見たときに花畑のように一面に腸内細菌が生息していることから、腸内フローラと呼ばれるようになりました。
一人ひとり異なる腸内フローラ、善玉菌や悪玉菌、日和見菌といったものがあり、それぞれが体内で活動しています。
健康的な人の腸内フローラと不規則な生活を送っている人とのそれは状態が大きく異なり、肥満になりやすい人にはいくつかの特徴があるのも事実です。
肥満との関係があるバクテロイデス門(日和見菌)とフィルミクテス門(皮膚の常在菌や土壌菌など)に関して、フィルミクテス門の方が優勢になっていることがわかっています。
バクテロイデス門は、食べ物を消化する段階で排出される短鎖脂肪酸によって脂肪をため込むことを予防できます。
一方、フィルミクテス門に関しては、食事からたくさんのエネルギーを摂取するため肥満に結びつきやすいです。
高カロリーな食事を摂取することで、フィルミクテス門が増えるという点も明らかになっているのです。
このように、腸内フローラの状態から肥満になりやすいかどうかも分かれてきます。

肥満以外の病気にも腸内フローラは関係している

肥満と深く関係している腸内フローラ、実は他の病気とも関わりがあることがわかっています。
現代の生活習慣病で多くなっている糖尿病やガンについても、腸内フローラの存在が関係しているのです。
私たちの体内では日々多くのガン細胞が発生しており、そのほとんどが大腸で発生しています。
免疫細胞の多くが集まっている大腸ですが、免疫力の高い状態を維持することでガン細胞をやっつけることができます。
腸内フローラのなかでも善玉菌が多いと免疫細胞を活性化させることができ、一方で悪玉菌が優勢になると体調不良が起こりやすくなり免疫力の低下につながってしまうのです。
免疫細胞が集結している大腸フローラ、バランスを整えることでガンに負けない丈夫な身体を維持できます。
また、ガンとは別に糖尿病も腸内フローラと関係しています。
肥満を予防する働きのある短鎖脂肪酸が減ることでインスリンの分泌が抑制され、糖尿病の症状が悪化する恐れもあるため気をつけましょう。

健康的な腸内フローラのバランスを保つためにできること

腸内フローラが多い女性のライフスタイル

腸内フローラのバランスが良いと、肥満やガン、糖尿病などの病気のリスクを下げることができます。
毎日の生活から腸内フローラを健康に保ち、毎日元気に過ごしましょう。

食事では「まごわやさしい」を心がけよう

腸内フローラを増やす食事を提案する女性

腸内フローラを整えていくためにまず欠かせないのが、日々の食事改善です。
偏食気味の人や外食で済ませがちの人は、腸内フローラが乱れている可能性があります。
早めに食事改善を行なって、病気に負けない身体を作っていきましょう。
食事内容を意識するときに念頭に置いておきたいのが、「まごわやさしい」です。
この合言葉を頼りに食事を考えることで、腸内フローラのバランスを整えることができます。

  • ま:豆類 タンパク質やマグネシウムを摂取できる
  • ご:ごま、くるみ、アーモンドなど不飽和脂肪酸やビタミンEを含むもの
  • わ:わかめや昆布などの海藻類 カルシウムの摂取が可能
  • や:野菜や根菜類 ビタミンCやベータカロチンの摂取につながる
  • さ:魚 タンパク質やオメガ3脂肪酸など
  • し:しいたけなどのきのこ類 食物繊維を摂取できる
  • い:いも類 食物繊維や炭水化物の摂取が可能

毎日すべてをバランスよく作ろうと思ったら難しいので、基本の和食を作るようにしてみましょう。
ご飯に味噌汁、魚や肉を使ったメインに副菜をつけるだけで立派な食事が完成します。

適度な運動を日課にしてみよう

現代人は運動不足とも言われており、日々デスクワークに追われているという人が多いでしょう。
適度な運動を日課にすることできちんと排便できるようになるため、腸内フローラも整っていきます。
筋肉が動くことで腸内も動き出し、老廃物を排出しようとします。
老廃物が溜まっていない腸を目指すことで腸内フローラのバランスが取れ、肥満をはじめとした病気を予防できるでしょう。
適度に動いていると太りにくい身体になるという点もポイントです。
また、身体を動かすと気分がすっきりします。ストレスも発散できるので、腸内をより健康的に保つことができるでしょう。

ときにはプロの手を借りて体調を整えよう

プロの技術で腸内フローラを増やそうとする女性

腸内フローラが現代に起こりやすい病気と深く関わっており、日々の食事や生活で少しずつ改善していくのがベストです。
しかし毎日完璧にこなすのは難しく、返ってストレスを溜めてしまうことにもなりかねません。
そんなときは、プロの手を借りて腸内フローラのバランスを整えてみましょう。
今エステサロンでは腸セラピーと呼ばれるメニューが登場しており、腸をマッサージしたりツボを刺激するなどして状態を整えていくという内容になっています。
リラックスして施術を受けられると同時に、プロの力によって身体に変化を感じることもできるでしょう。
2週間に1回や月に1回など、定期的に腸セラピーに通って健康的な腸を維持できると良いですね。

腸内フローラのバランスを整えて健康的な身体へ

私たちの腸は、身体を元気に機能させる上でとても重要な存在です。
バランスが崩れると肥満や糖尿病などのリスクを高めることになるため、日々の生活を見直しながら腸内フローラを整えていきましょう。
無理のない範囲で実践し、健康的な身体を目指しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。