秋や冬が近づくと、手足の先が冷えたり、全身で寒さを感じることが増えます。
冷えた状態が続くと、むくみや肌荒れ、便秘などといった様々な不調が現れやすくなりますよね。
身体が冷えてしまう理由には食べ物も挙げられ、日々の食事に気をつけることで冷え対策ができるのです。
ここでは、身体を冷やしてしまう食べ物と温める食べ物を紹介し、冷えを改善するためにおすすめの腸マッサージについてご紹介しましょう。
目次
冷えを招く食べ物一覧
冷えを招く食べ物には、どんなものがあるのでしょうか?
キュウリやナスなどの夏野菜
夏にみずみずしさを感じながら美味しく食べられるキュウリやナスは、身体を冷やす食べ物です。
いわゆる夏野菜と呼ばれるものが多く、秋や冬は食べるのを避けると安心でしょう。
カルシウムや水分がたっぷり含まれている一方、温める作用のある鉄分やタンパク質が少ないというのが特徴です。
キュウリやナス以外にも、トマトやレタス、ゴーヤ、オクラ、ほうれん草、枝豆といった野菜が挙げられます。
冷え対策を始めるには、まず夏野菜を避けるようにすると安心です。
バナナや梨などの果物
秋に旬を迎える梨や柿、年中手軽に食べられるバナナなどの果物も、身体を冷やす原因となります。
一般的に、温かい地方で育つ果物は、身体を冷やします。
バナナや梨以外に、マンゴーやオレンジ、キウイ、スイカ、メロン、イチゴなども、身体を冷やす果物です。
スーパーに行くとオールシーズン食べられる果物ですが、秋冬は慎重に選びましょう。
緑茶
寒くなってくると美味しい緑茶、実は身体を冷やす飲み物なのです。
カフェインが含まれているため、利尿作用があります。
排尿時に熱も一緒に失われてしまうことから、緑茶で身体が冷えると言われています。
豆腐
健康やダイエットの強い味方である豆腐は、食べ方に注意して摂取したいですね。
冷蔵庫でよく冷やした豆腐は冷奴にすると美味しいですが、身体を冷やしてしまいます。
豆腐の原材料である大豆が身体を冷やす食品であり、利尿作用から熱も一緒に奪ってしまうのです。
豆腐は、湯豆腐などにして温めて食べることで、冷えるのを防ぐことができます。
このように、身体を冷やす食べ物や飲み物は、私たちの周りに溢れています。
正しい知識を持って、上手に活用しましょう。
身体を温める食べ物を積極的に食べよう
手足の先などで冷えを感じやすい秋冬は、身体を温める食べ物を積極的に食べましょう。
冬が旬の食材を食卓に並べよう
冷え対策を行う際におすすめなのが、冬が旬の食材を食べることです。
冬野菜には以下のような種類が挙げられるため、積極的に料理に活用しましょう。
- ニンジン
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- ごぼう
- 山芋
- 里芋
土の中で育つ野菜が、身体を温めてくれます。
これらの野菜には、ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれており、体内の血行促進に一躍買ってくれるのです。
根菜をたっぷり使った煮物や味噌汁などで、身体を温めていきましょう。
納豆やキムチなどの発酵食品
いつでも手軽に食べられる納豆やキムチなどの発酵食品も、身体を温めてくれる食べ物です。
発酵食品には、身体の代謝を高める酵素が多く含まれています。
代謝が高まることから血行が促進され、身体の冷えも取れていくのです。
発酵食品には、チーズや醤油など、身近なものがたくさんあります。
日々の料理に取り入れながら、秋冬の身体の冷えを取り除いていきましょう。
梅干し
様々な料理に利用できる梅干も、身体を温める作用があります。
梅干しといえば、殺菌作用がある、クエン酸によって疲労を取り除けるといった点が一般的ですが、血行を促進する働きもあります。
日々のメニューにも、梅干しを加えて身体を温めていきましょう。
エステで腸マッサージをするのもおすすめ
身体が冷えて寒い、秋冬を快適に過ごす方法が知りたいという人には、エステでの腸マッサージもおすすめです。
腸には、多くの免疫細胞が集まっています。腸が冷えることで、全身の血行が悪化し、低体温状態に陥ってしまいます。
お風呂に浸からずシャワーだけで済ませている人は、特に注意が必要です。
そこで、腸マッサージを行うことにより、身体の冷えを感じにくくなるでしょう。
腸マッサージは、エステサロンで受けられるメニューです。定期的に行っておくと、健康維持につながります。
腸マッサージを受けながら、日々冷え対策も行おう
エステでの腸マッサージを受けながら日課にしたいのが、日々の冷え対策です。
ちょっとしたことに注意して過ごすだけでも、冷え改善につながります。
お腹を温めよう
腸マッサージをすると、全身の血行を促進することができます。
このマッサージと同様に実践したいのが、お腹を温めることです。
日頃からお腹を温めておくことで、冷えを感じない身体に近づけます。
お腹を温めるのにおすすめなのは、お腹と背中の両方にカイロを貼るというものです。
身体の中心を温めると、全身に血液を送り届けることができるからです。
首元や足元を温めよう
お腹と同時に温めていきたいのが、首元や足元です。
首には、多くの血管や神経が通っています。
その部分をしっかり温めることで、全身の血行が良くなります。
タートルネックやマフラーなどを活用して、首元を冷やさないようにしましょう。
続いて、足元についてもしっかりと防寒対策を行いたいですね。
下半身が冷えると、全身も冷えやすくなります。
靴下をきちんと履いて、足元をしっかり温めましょう。
五本指などの靴下を活用すると、より効率よく冷え対策ができます。
食べ物や生活に気をつけながら、秋冬の冷え対策を始めよう
秋冬は、気がついたら身体を冷やしてしまいがちです。
特に、食べ物が身体に与える影響は大きく、身体を温める食材を積極的に取り入れて健康的な生活を送りましょう。
一方、身体を冷やしてしまう食べ物についての知識も得て、日々の健康管理を行なうとより安心です。
エステでの腸マッサージも受けながら、身体のリズムを整えていってください。