冬といえば外で運動することからは遠ざかり、室内でのんびり過ごす時間のほうが多くなります。
どうしても体を動かすのが億劫になる季節が冬です。
そんな冬は太りやすく体調が乱れやすい時期でもあるので、少しでも体を動かして健康を維持したいですよね。
室内でできる運動で腸内環境も改善できるので、ぜひやってみましょう。
目次
冬、なぜ腸内環境は乱れる?
冬は「便秘の季節」とも言われ、私たちの腸内環境は乱れがちになります。約7割の女性が冬の便秘で悩んでいるという統計も出ています。
冬は寒さから交感神経の方が優位になりやすく、この状態では腸の蠕動運動が鈍くなり、結果的に便秘の状態を招きます。
さらに、年末年始やイベントが重なり、食事が不規則になったり運動不足になることで腸内環境は乱れてしまいます。
冬になって水分不足が影響していたり、偏った食事などによっても腸の働きは悪くなります。
このように、冬は腸内環境が乱れやすい時期と言えるのです。
腸内には約70%の免疫細胞が集まっているというので、腸内環境が悪化すると体にも不調が現れます。
そこで腸内環境を少しでも改善することにより、体の機能は整い、健康的になっていくのです。
室内でできる運動で腸内環境を改善しよう
冬の腸内環境を改善していくには、日々の食事や規則正しい生活に加えて適度な運動も必要です。
しかし冬は外で運動をするのは、つらい季節。そこで、室内でできる運動を続けて腸内環境を改善してみましょう。
- 毎日15秒の腸ストレッチ
- 腸つかみと骨盤マッサージ
- スクワットでデトックス!
- にぶり腸が改善できる運動
毎日15秒の腸ストレッチ
便秘や肌荒れ、体調不良などで悩んでいるときは腸が正しい位置から下がってしまっているかもしれません。
そこで、腸の位置を元に戻していく腸ストレッチをやってみましょう。簡単な動きで、たった15秒でよいというおすすめストレッチです。
- 腹式呼吸と胸式呼吸を同時に行うストレッチ。両足を肩幅くらいに開いて立ち、手は太もも上に。
- 両手をゆっくりと上げながら5秒かけて鼻から息を吸う。
- 腕をゆっくり下ろしながら腕の動きに合わせて、10秒(お腹から胸の順で)で息を吐く。腕を下げた時におへそを覗き込んでいるような姿勢になるように、徐々に体を曲げていく。
- 息を吐ききったら上体を起こして姿勢を正し、鼻から息を吸い込む。
お腹と胸それぞれで呼吸するのが最初は難しく感じてしまいますが、慣れてくるとコツがわかってきます。
体を曲げ伸ばしできるので、普段運動をしない人にとっても心地よいでしょう。
腸つかみと骨盤マッサージ
続いて、運動というよりはマッサージです。
リラックスしている時間にのんびりとできる内容になっています。腸内に溜まっている便を排出する効果が期待でき、腸内環境改善が図れます。
- 腸つかみ・・・右手は腰骨のすぐ上に、左手は肋骨のすぐ下に当てて腸をぎゅっと掴むようにする。掴みながらよく揉みほぐす。次に、左右の手を入れ替えてもみほぐします。
- 腸つかみが終わったら、骨盤回しに。①の姿勢のまま、骨盤を大きくゆっくり右に8回回す。この時、お腹に力を入れて肛門は締めるようにする。
- 同じ要領で、左にも回す。
- 手の位置を右手は肋骨のすぐ下に、左手は腰骨のすぐ上に入れ替えて右と左それぞれ8回ずつ回す。
骨盤も回すことにより、元の位置に戻るのですっきりとしたボディを手に入れることができます。
普段使わない部分を意識して動かすことで、腸も活発に働くようになります。
スクワットでデトックス!
みなさんご存知のスクワットでも、デトックスができます。以下の手順で実践してみましょう。
- 足は肩幅くらいに開き、スクワットのポーズで座る。この時つま先は45度くらい外側に向けておく。ひざとつま先が同じ方向を向くようにする。
- 足裏をしっかり床につけた状態で、両手を組みこぶしを天井へ向けて伸ばす。息は深く吸い込む。
- 口から「はっ」と息を吐きながら斧で薪を割るようなイメージで、こぶしを振り下ろす。お腹の底から息を吐くのがポイント。
- ②と③をリズミカルに10回ほど繰り返す。
正しい姿勢を作ったら、あとは腕を思いっきり伸ばして、勢いよく振り下ろすだけという簡単なストレッチになります。
外で体を動かす機会が少なくなる冬でもこのスクワットなら気持ちよく続けられます。
体の老廃物を外にすっきりと出す、というイメージで取り組むとよいでしょう。
にぶり腸が改善できる運動
「にぶり腸」という言葉を聞いたことはありますか?
便秘が続いて、お腹にガスが溜まっている状態のことを指します。ここから腸の動きが鈍くなってしまい、にぶり腸となります。
にぶり腸を改善するには、活発に動く腸にしてあげてください。そこで、体を伸ばして腸を刺激しましょう。
- 楽に立って手を頭の上で組み、上に向かって伸ばしていく。下腹と脇腹がしっかり伸びているのを実感できるように伸ばす。
- 伸ばしたあとはひねる動作。足を伸ばして座り、右膝を立てて右手は腰の後ろの床につける。左手の肘を右膝にかけるようにして右側に体をひねっていく。左右同じように行う。お腹が丸まってしまわないよう姿勢をキープして行うようにする。
- 最後に締めるポーズ。仰向けに寝て膝を胸の前で抱える。このまましばらくリラックスして過ごせば完了。1分でできる運動。
この3つのステップで、にぶり腸を改善しましょう。
体が伸びる気持ちよさやリラックス気分を味わいながらできる運動なので、腸をきれいにしていくために毎日やってみましょう。
冬の室内運動プラス注目してほしいことは・・・
冬は外が寒い分、室内でできる簡単な運動を続けて、腸内環境を改善してみましょう。
すでに便秘や肌荒れといった症状が現れている場合は、さっそく上に紹介した運動を実践して腸の動きを活性化させましょう。
腸内環境が整うと体が丈夫になり、感染症予防もできます。
やり方をマスターして毎日の習慣にすると、腸内環境が整った健康体を手に入れることができるはずです。
さらに冬こそできる室内運動と合わせて、腸内環境を改善してくれる食べ物にも注目してみると、お腹の調子の良い日が続くようになりますよ。